扇風機
[4. ロビンと仲間たちの日記]
ロビン:「やあ。ぼくロビン。犬だよ。暑いから家で毎日ごろごろしてるんだ。」
しるく:「ジュビー(知ってるよ。)」
ロビン:「えっ、家でごろごろばっかりしてたらクーラーで風邪ひいちゃうんじゃないかって?そんな心配はいらないよ。」
しるく:「ジュピビビ(そんな心配してねえ。)」
ロビン:「そうだよね。だってうちにはクーラーなんてないからね。」
しるく:「ジュッピジュイ(いや、しるくは、ロビンは風邪なんて滅多にひかないんじゃないかと思ったから心配してなかったんだけどな。『バカは風邪ひかない』ってよく言うし。)」
ロビン:「ほんとに?ぼくってラッキーだね。ところで、うちには、クーラーはなくても扇風機はあるんだよ。扇風機があれば、夏はいつでもストーブなしで快適に過ごせるんだ。」
しるく:「ジュピピピッビ(…何言ってんだ?扇風機があってもなくても夏にストーブはいらねえよ。ってゆーか、あったほうがうざいだろ。ロビンって、とてつもないまぬけだな。)」
ロビン:「うーん。でもね、扇風機は風を吹き出してくれるんだよ。それで、扇風機の前に座れば、あったかい空気がぼくの方に流れてきて、いつでもほかほかになれるから、つまり、扇風機はストーブの代わりにぼくらをほかほかにしてくれるナイスなマシーンだよ、ってことなんだよ。ナイスな話だよね。」
しるく:「ピジュジュジュッピ(ナイス?…最悪じゃん、その扇風機。うげぇ。)」
投稿者Manudog
: 2004年08月13日 21:09
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