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Space Ghost Coast to Coast Volume Three, This Is 1997 エピソード紹介

<Vol.2

Space Ghost; Coast to Coast DVD Vol.3 は、あほ。この辺からSGC2Cのクレイジーっぷりが発揮されてくるんですぜ。メインのはずの有名人へのインタビューはだんだんそっちのけに。(お陰で、シーズン後半からは全体をと通してのストーリーがある話が増えてくるんですが)スペースゴーストのテンションが妙に高いのが特徴。馬鹿丸出しで暴走。

タイトル
初回放送日
ゲスト Writers TV Ratings モンモンの評価

President's Day Nightmare 1995/2/20 Craig McCracken, Pat Ventura, Van Partible, Eugene Mattos, Genndy Tartakovsky, Dian Parkinson Matthew Maiellaro TV-PG ★★★
宇宙怪人ゴーストの昔の悪役集団「破滅評議会」(Council of Doom)が世界初公開カートゥーンを審査&採点。優勝者した製作者のカートゥーンには番組の最後に放送してもらえる権利が!デクスターズ・ラボやジョニー・ブラボー、パワーパフガールズといったカートゥーンが、SGC2Cのこの時に初めて公開されたという、記念すべきエピソードですぜ!でもDVDではそのカートゥーンの映像の部分は全てカット…。

VAN PARTIBLE: ほら、ぼくはものを食べながら喋ろうとしてるわけだけど…
SG: 口の中にものを一杯にして喋る部門!評議会の採点は…
評議会: (チーン!) (得点: -22, -3, -90, -48, -67)
SG: あーあー、ヴァン、ダメだなあ。行儀が悪いのは今時流行らないぞ。
(想像を絶する厳しい採点が行われた…)

Rehearsal 1997/7/18 Fred Schneider Chip Duffey TV-PG ★★
SGC2Cのリハーサル風景。ゴーストはリハーサルでもアホ。上手くやらないとバードマンに司会の座がとられてしまう!

SG: なあ、これはあれだな。私のように自分のトークショーを持っているというのは、人気がずっと続いている事の証明なんだろうな。
MOLTAR: ああ、えーと…。 俺は金の節約のためだって聞いたけど。
SG: どういうことだ?
MOLTAR: 今は90年代だろ、スペースゴースト。カートゥーンネットワークのお偉いさん方はあからさまに俺たちの事を、カートゥーンライブラリーの「B級」キャラクター扱いしてるんだぜ。建物の株みたいなもんだな。

Gallagher 1997/7/25 Bob Odenkirk, David Cross Mark Banker, Rich Dahm, Chip Duffey, Ben Karlin, Sean LaFleur, Andy Merrill, Pete Smith, Dave Willis TV-PG
★★★
今回はスペースゴーストによるクイズ番組。問題はどれもスペースゴーストの個人的な事に関する質問ばかり。答えを間違えるとスペースゴーストに破壊光線を撃たれるスリリングなクイズ!(正解しても撃たれる)この回から数回は、タンザがオープニングのナレーションを担当。

Bob Odenkirk: 何だろう、「ゴーストさん」かな、それとも単に「スペース」って呼んだ方がいいかな?
David Cross: それとも「S. ゴースト」?
SG: ネイティブアメリカンは私を「ブロークン・ウィンド・クラップ・ライク・サンダー」と呼ぶんだ。
David Cross: そうか。
Bob Odenkirk: わかった。
(……沈黙……)
SG: でも君たちは「ゴーストさん」って呼んでいいぞ。

(SGC2CはBGMが殆どなく、ずっと「ゴゴゴゴゴゴ」っていう背景音が鳴ってるお陰で、沈黙の部分がやたら目立つんですぜ。そこで、スペースゴーストが寒いギャグをいった直後なんかには、その気まずい雰囲気が強調される効果が!ちなみにスペースゴーストとゲストのいる場所と、モルターのいる調整室と、ゾラックのいる場所では背景音が別。ゾラックの「ミミミミミミミ」という背景音はどうもゾラックが発している音らしいですぜ。)

Edelweiss 1997/8/1 Beck Dave Willis TV-PG ★★★★
スペースゴーストの歴代アメリカ大統領フィギアコレクションを破壊したゾラックに怒り狂うゴースト。いつも撃たれて黒焦げになっても、次のシーンには元通りに復活しているゾラックだったが、今回は遂に死亡!?最後に謎のコマーシャルあり。

SG: まるで私のせいみたいに言うな。
MOLTAR: お前のせいだ!撃ちすぎだったんだ。
SG: いや、違う。
MOLTAR: いや、そうだ。
SG: いや、違う。
MOLTAR: いや、そうだ。
SG: 神よ助けてくれ!私は何てことをしてしまったんだ?!? まあいいや…。
MOLTAR: 死体公示所か何かに…電話した方がいいかな。
SG: いや、私がデスクに行く間のBGMを頼む。
MOLTAR: 何!?俺にそんなことできると思ってんのか?
SG: 私はこの必然の事態を予測していたんだ。お前の左に歌の本があるだろ。その本を開けてみろ。
(歌の部分だけモルターの声はAndy Merrill(脚本兼ブラックとローカー役の声優。))

---

SG: スペースゴーストはベックを第三者として話したいんだ。ベックは気に入るだろうか?
Beck: ああ、それはいい。うん。
SG: スペースゴーストはベックがそう思ってくれるのを喜んでいるよ。
(この「お互いを『3人称』扱いにする回りくどい会話」を後半までだらだら続ける。我らの司会、スペースゴーストのギャグは厳しすぎですぜ!)


Anniversary 1997/8/8 Judy Tenuta, Bobcat Goldthwait Evan Dorkin, Sarah Dyer, TV-PG
★★★
なぜか放送37回を記念して祝う事にしたスペースゴースト。番組の最後に今までのゴーストの活躍をビデオに編集したものを放送するが、それは昔の『宇宙怪人ゴースト』の映像の中から、ゴーストがまぬけなやられ方をしている場面を集めたものだった。「これはモンタージュだ」というモルターの言葉を聞き、「モンタージュ」という名のフランス人の仕業でそんなビデオが作られたんだと思い込んだゴーストはフランスを破壊しに向かう。SGの双子の兄弟チャド・ゴースタル登場。このエピソード以降、エンディングテーマにMan or Astromanの曲が使われている。

Zoltran 1997/8/15 Robin Leach, Merrill Markoe Matt Harrigan, Alan Laddie TV-PG
★★★★

ゲストのRobin Leachの真の姿は、モルターの義理の兄、ゾルトランだった!今回は、何と、背景と一体化していたバンドのメンバー「SORCEROR」(メンバーの中で一番顔が人間っぽい人)が喋る!

MERRILL MARKOE: えーと、あなた何歳なの?
ZORAK:いい質問だ!
SG: う〜ん…。 30歳だ。
MERRILL MARKOE: えー、ちょっと待って。ちょっと待って、ちょっと待って、ちょっと待って。ちょっと待って、ちょっと待って。スペースゴースト、あなたは30?
SG: うむ。
MERRILL MARKOE: あなた60年代のスーパーヒーローだったんじゃなかった?
SG: そうだ。
ZORAK:そうだ。
MERRILL MARKOE: あなた生まれた時からスーパーヒーローだったの?赤ん坊だった頃からスーパーヒーローだったってこと?
SG: 間違いなく。
ZORAK:その通り!
MERRILL MARKOE: スーパーヒーローだったなんて有り得ないわね。もしあなたが60年代のスーパーヒーローだったなら、あなたは50近くのはずよ。
ZORAK:最低でもな!


Pilot 1997/8/22 Lori Fetrick, Steve Henneberry Evan Dorkin, Sarah Dyer, TV-PG ★★★★
スペース・ゴースト・コースト・トゥ・コーストは実は「バードマン・コースト・トゥ・コースト」になるはずだった!?この話はその「バードマン・コースト・トゥ・コースト」のパイロット版という設定。司会はバードマン(電子鳥人Uバード)、バンドリーダーはローカー(途中でバードマンの相棒スーパーコンドル(Avenger)に攻撃され、ゾラックと交代)。ディレクターはモルター。司会のバードマンはゴーストに劣らずダメ司会。その上彼は、太陽の光がないとエネルギー不足で、眠くなってしまうのだ!

Speck 1997/8/29 Jimmy Cliff, Jack Logan Matt Harrigan TV-PG
★★★★★
話のまとまりはないものの、90年代後半以降のSGC2Cのゴーストに特有の、「どうしようもなくアホなゴーストが話を堂々と強引に進めていく」パターンが結構あって、単調さは目立たない。今回のモルターは眠そう。DVD第1巻のエピソード「Hungry」で食べられたゾラックの甥、レイモンドはゾラックの胃袋の中でまだ生きてたらしい。

SG: 君は私のことをアイリッシュ(「アイルランド人」、または「アイルランドの」)だと思うかい?
JIMMY CLIFF: 一体、一体どうしたんだ?
SG: 君は私のことをアイリッシュだと思うかい?
ZORAK:アイリー(ジャマイカ語で「よい」「幸せ」「最高」「こんにちは」などの意味)。
SG: アイリーだ、そうだ。私はアイリーだと思うかい?
JIMMY CLIFF: (笑う) かなり近いところまで来てると思うよ、うん。
SG: それはいい事なのかい?実は私は「アイリー」がどういう意味なのか分からないんだ。私が知ってるのはそれが、私が緑のマントを付けることになってるセントパトリックデー(緑色のものを身に付けて祝うアイルランドの祝日)に関係があるってことだけなんだ。
JIMMY CLIFF: アイリーは、人の内面を支配するんだ。
SG: 私はカリブのビートに理解があるんだよ。
JIMMY CLIFF: それでアイリーは「私は支配する、私は内面的に(I RULE, I INTERNALLY)」っていう意味なんだ。
SG: おい、ゾラック、わかったか、私はアイリーなんだ。
ZORAK:わかったか?お前はバカだ。

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SPACE GHOST: それじゃあ、ジャックぴょん、数秒間だけ君の新しいアルバムについて話してくれ。準備はいいか?(画面の下の方にタイマー「:00.0」が表示される) 始め。
JACK LOGAN: (タイマーがストップウォッチ風に時間をカウントし始める) あー、あれはぼくらの一番新しい録音で、5、6ヶ月前に出して…
SG: (タイマーが「:03.0」くらいになった時に遮る) おい、ジャック・ローガン、私はこんなことができるんだぞ!(ゾラックを撃つ)

Zorak 1997/9/5 Dr. Maxcy Nolan, Steve Arnold Evan Dorkin, Sarah Dyer, TV-PG
★★
今回はゾラック特番!ついにあのゾラックの生い立ちが明かさせる!ゲストは昆虫博士と害虫駆除業者。元祖「宇宙怪人ゴースト」の「Zorak」のエピソードも上映(一部)。このエピソードには最後にレイモンドの幽霊が登場するバージョンとしないバージョンがある。(DVDでは登場しないバージョン。でも「Alternate Endings」(別エンディング)として別トラックに収録されている。)

Maxcy Nolan: えーと、6本足が生えてるはずなんだけど。ゾラックの足は何本だい?
SG: 足は2本、えー、手が2本、嘴みたいなのも生えてるな…
Maxcy Nolan: 赤いベストの(青いベストを着たゾラックが画面に映る)…赤いベストの(赤いベストを着たゾラックが画面に映る)下でもう1セット予備の腕を持ち運んでて、まだ誰にも見つかってないなんて事はないのかな?

(ゾラックは画面が切り替わるごとに服や手袋の色、あと顔も変わるんですぜ!恐るべし、使いまわしアニメの力!)

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SG: ところで何で君はあの邪悪な緑色の奴らが好きなんだ?
Maxcy Nolan: カマキリが本当に一番見事だと思わせるものの一つは、彼らが何時間も動かないで立ってられるっていう事実だね。文字通り、体の見える部分はどこも動かさないんだ。
ZORAK:実際、ハンナバーベラのカートゥーンではどいつもあんまり動かないけどな。

Switcheroo 1997/9/12 Mark Hamill, Bill Mumy Rich Dahm, Ben Karlin, Dan Vebber, Alan Laddie TV-PG
★★★
なぜか同じタイトルのエピソードが前シーズンにもあった。ゾラックとモルター主催のSFコンベンションに招待されなかったスペースゴーストが、ゲストとSFネタで語る(例によってスペースゴーストの頭の悪さの滲み出るインタビュー)。

Mayonnaise 1997/9/19 Jon Stewart Andy Merrill TV-PG ★★★
特に全体的なテーマやストーリーはない。SORCERORがまた喋る(彼が喋るのはこれで最後)。

Brilliant Number One 1997/9/26 Peter Fonda, Buzz Aldrin Matthew Maiellaro, Michael Cahill, Alan Laddie TV-PG ★★★★
スペースゴーストが、自分の昔の敵が復讐に来たと勝手に思い込んで仲間やゲストに発砲する話。SGC2C史上最も不可解な話。 昔の映画風にしているのか、このエピソードだけ白黒で横長の画面。スペースゴーストの雰囲気がいつもと違う。映像も、いままでは起きなかったような現象が起きる。画面の外から手が出てきてスペースゴーストに巨大なおしりや、黒目を描き込む!
オープニングテーマはRammsteinというドイツのバンドの曲。
実はDVD未収録の「Brilliant Number Two」というエピソードもあるが、内容はほとんど同じで、多分最後の部分が違うだけ。

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Number Oneの終わりの部分:

SPACE GHOST: トゥルルルルルルルルルルルルルルルルルルル
誰かの声: スペースゴースト!
SPACE GHOST: トゥルルルルルルルルルルルルルルルルルルル・・・(ガチャッ!) さあ…。

Number Twoの終わりの部分:

謎の声: (電話に出る)もしもし?(電話が切れる)
(また鳴り出す) (ガチャッ!)
SPACE GHOST: さあ…

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うーん不可解ですぜ!何のために2つのバージョンがあるんでしょうかい…???

BooBooKitty 1997/10/3 Michael McKean, David Lander Matthew Maiellaro TV-PG
★★★★★

SPACE GHOST: 私達はルームメイトになるんだ!(プシューッという音が聞こえる)うちにはボスコ(シロップの商品名?)一箱とミルクがある。チーズドッグも作ろう。そうだ、この間「ゴッドファザー」の3作セットを買ったんだ!そして私達は仲間だ!バッ…(臭いを嗅ぐ)
MOLTAR: おー。
SPACE GHOST: なんだこの悪臭は?
ZORAK: なわばり作ってるんだ!慣れとけ!

巣箱が爆発して、スペースゴーストと同居する事になったゾラック!( カマキリのバスローブ姿が見られるのはSGC2Cのこのエピソードだけ!?)とにかく勝手放題のゾラック。スペースゴーストの愛猫、「ブーブーキティー」を逃がしてしまう!悲嘆に暮れるゴーストだったが、番組の終わりごろに、ブーブーキティー(巨大な飛行船のような姿)は宇宙空間をさまよいながら窓の外に登場!だがスペースゴーストが最近建てたという巨大な安全ピンの像に刺さり、彼女は空気が抜けて宇宙の彼方に飛んでいってしまう。だが全く気にしないスペースゴースト。

MOLTAR: まるで死んで欲しかったみたいだな。

SPACE GHOST: うーん、それはもう分からないね。今の私には新しいペットがいるからな!そいつはもう今まで飼った中で最高のペットなんだ!いるかのビリーだ!じゃあまた農場で、ルームメイトくん!今夜はピザだ!(飛んで行く)

(最後に、黒い画面をバックに、お腹から棒(人形劇をやるときに画面の下から動かすためのような棒)の生えたいるかに跨ったスペースゴーストの映像が映る。ちゃちでやたら怪しげ。)
(ところでスペースゴーストの歴代ペットってBlip, Banjo(Vol.1に登場), BooBooKitty, Billy…って、全部頭文字がBですね。)
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MOLTAR: 俺にも昔ルームメイトがいたな。奴を奴自信の体液で茹でるまでの間だったけど。俺のこういう所は、誰も理解してくれないんだよな。


Needledrop 1997/10/10 Ice-T, Ernie-C, Fred Willard Dan Vebber, Sean LaFleur, Alan Laddie TV-PG
★★★★★

スペースゴーストがレコードをかけ、踊りだす!(いつも通り、昔のアニメの使いまわし画像を組み合わせて踊ってるように見せている)他の人々は乗り気じゃない。SGだけノリノリ。
自作のラップを披露する!

SPACE GHOST:
(下手なラップ)私はSG、私はSG、って見ればわかるしー、私の名はSG!

モルターが音楽を逆再生すると、コントロール室のモニターからおばけが出現してモルターがSGたちのいる場所へ逃げ出す。

SPACE GHOST: だけど言ってるじゃないか、私はゴーストだ、でも私のことは怖くないだろ?
MOLTAR: あー、そうだな!お前の事は嫌いなんだ、「嫌い」と「怖い」は別物だ。
SPACE GHOST: (フワフワ浮き上がりながら脅かす) アアアアアアアアアアアアア!怖いか?
MOLTAR: いや。…お前は嫌いだって言わなかったっけ。

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SPACE GHOST: 君が「リアル・ピープル(実在の人々)」に出てた頃の話をしようじゃないか。
FRED WILLARD: ああ、そうだね。あれは楽しかったよ。
SPACE GHOST: どうやって本物の人間とアンドロイドを見分けてたんだ?

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ZORAK: (おばけがゾラックの中をすり抜ける)おい!俺の魂を盗ったな!返せ!(ビョンビョン跳ねながら追いかける)
(中略)
(Fred Willardが喋っている最中にゾラックがカメラの前を通って帰ってくる。Fred Willardは喋り続けている)
SPACE GHOST: もう帰ってきたのか、ゾラック?魂は返して貰えたのか?
ZORAK: いや、返して貰えなかった。お前は脳味噌を返して貰えたのか?

(スペースゴーストとその部下兼宿敵たちの仲はいつでも悪すぎですぜ!)

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SPACE GHOST: このスタジオに居られるゴーストは一人だけだ。そしてそれは私以外のゴーストであることなどないのだ!
FRED WILLARD: そうだね。

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…そして感動のラストが!?



Sphinx 1997/10/17 Mike Judge, Harland Williams Dave Willis TV-PG ★★★★

最初の方に、ゾラックが自分の尻尾を探し、代わりに画面外で滑り台を見つけてモルターと一緒に滑って遊びだす(画面の前を2人が左右に移動してるだけにしか見えない)という、よくわからなさ満点なシーンがあるのがやたら印象に残る。「Beavis and Butt-Head」というアニメの声優マイク・ジャッジがゲストとして出演し、スペースゴーストが声優に挑戦!

SPACE GHOST:
(棒読みで) は、は、は、は、は、は。おれのなまえはバットヘッド。おれのあたま(Head)はきょだいなにんげんのけつ(Butt)だ。は、は、は。
Mike Judge: ビーバスの方は?
SPACE GHOST: (また棒読みで) だまれ、バット ランド。おれのなまえはビーバス。…今のどうだった?


Pavement 1997/10/24 Colin Quinn, Pavement, Red Green, Goldie Hawn, Tommy Davidson Tad Ghostal TV-PG
★★★★★
今回の脚本はスペースゴーストが執筆!台本は全部スペースゴーストに都合のいいように作られていて、話は強引に進められる。原始家族フリントストーンのガズーがゲスト出演。最後に実写アクションシーンも。(ちゃちいスペースゴーストフィギュアが犬の人形と戦う)

SPACE GHOST: ゾラック、下手糞な曲だなあ。お前は監獄行きだ。
ZORAK: そんな所行きたくねえ!
SPACE GHOST: 台本に従え!(パワーバンドを構える)
ZORAK: わかったわかった、牢屋に行くよ!ああもう!
SPACE GHOST: モルター、ゾラックの代わりにビートルズを用意しろ。
MOLTAR: 了解、ボス。(小声で)あー、スペースゴースト、ビートルズは呼べないんだけど。
SPACE GHOST: (小声)しー、誰でもいいから呼んどけ、視聴者は気付かないだろ。あいつらはみんな馬鹿だ。
ZORAK: おい、俺はほんとに牢屋に入るのか?
SPACE GHOST: (小声)いや、その辺に立ってろ。(大声で)モルター、ゲストを出せ!
MOLTAR: でもさっきビートルズを用意しろって言われたばっかりなんだけど。
SPACE GHOST: モルター、お前も牢屋に入ってろ!
MOLTAR: (歩いていく)わけわかんねえ…
ZORAK: (台本を持ってステージの脇にいる。)ようこそ牢獄へ…
SPACE GHOST: ちょっと待て…
ZORAK: …何でお前はここに?
SPACE GHOST: よし、みんな動くな!止まってろ!(ゾラックとモルターがさっきの姿勢のまま静止する)モルター、持ち場に戻れ、お前はもう囚人じゃない。今のは回想シーンだ。

(このエピソードのタイトル「Pavement」は、この後「ビートルズ」と称されて出てくるインディーズバンドの名前)

---

RED GREEN: 君は、えー、君はビッグな奴だ。
SPACE GHOST: それはどうも!
RED GREEN: きみはビッグな、ビッグな奴だ。
SPACE GHOST: 違う!私は超ビッグなスターだ!これから、誰も私に話しかけるな!
RED GREEN: (呆然として見ている)
SPACE GHOST: 私は今、チョコアイスが食べたくなった。
MOLTAR: (SGの机へ歩いてくる)(ため息を吐く)アイスクリームです、ご主人様。(アイスの入ったボウルを机に叩きつける)
SPACE GHOST: ありがとう、バカまぬけ。
MOLTAR: (唸る)…どういたしまして。(歩み去る)
RED GREEN: これはまあ…
SPACE GHOST: 静粛に!!
RED GREEN: (微笑む) わかった。.
(スペースゴーストが黙々とアイスクリームを食べ続けるシーンが10秒ほど続く)

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MOLTAR: (独り言)こんなんやってらんねえな。
SPACE GHOST: 何て言ったんだ?
MOLTAR: こんなの、やって、られない、って言ったんだ。
SPACE GHOST: 今どのページを見てるんだ?
MOLTAR: これは最悪の番組だ!お前も知ってる、俺も知ってる、ゾラックも知ってる…
ZORAK: (台本を読みながら)『俺、ゾラックはトンネルを掘って逃げることに…
MOLTAR: 黙れ、ゾラック!
ZORAK: …した。』

Untitled 1997/10/31 George Clinton, Erik Estrada Chip Duffey, Matthew Maiellaro, Alan Laddie TV-PG
★★★★★

モルターが大好きなテレビ番組(初期のSGC2Cで、よく仕事をサボって見ている)『CHiPs』の主演俳優エリック・エストラダがゲストに!いつもはやる気がないのに、今回は大興奮のモルター。

MOLTAR: 今こそ彼のご登場だ!(スタジオのモニターにエリックが映る)よっしゃー!ほっほっほー…
SPACE GHOST: (モニターをパワーバンドで撃つと、画面がエリックからジョージ・クリントンに代わる)やめろモルター、この音楽野郎が先だ。
MOLTAR: あー!(レバーを倒すと、またエリックが映る)ポンチ(エリック・エストラダが演じたCHiPsの主人公のニックネーム)が先だ!
SPACE GHOST: (モニターを撃つ)音楽野郎だ!
MOLTAR: (レバーを倒す)エリックだ!
SPACE GHOST: (モニターを撃つ)音楽野郎だ!
MOLTAR: (レバーを倒す)エリックだ!
SPACE GHOST: おい!ゾラックはどこだ?
ZORAK: (ドーナツ形のキーボードの真ん中からエレベーターのようにせり上がってくる)俺は、ちょっとある事をやってただけだ。下でな。お前抜きでな。
SPACE GHOST: (ゾラックを睨んでから、モニターを何度も撃つ)音楽野郎だ、音楽野郎だ、音楽野郎だ、音楽野郎だ!

---

(ジョージ・クリントンが先という事になったが、すぐモニターがエリックの画面に戻る )
SPACE GHOST:
ジョージ・クリントンに戻せ!
MOLTAR: だめだ、落としちゃったんだ。
ZORAK: (笑う)よくやった!
MOLTAR: それで、あいつは壊れたんだ、そういう訳だ。

(意地でもエリック・エストラダのインタビューを始めたいモルター。今回はSGとモルターの殴り合いシーンも。)

---

(地下から持ってきたらしい髪の毛を生やしたゾラック登場)
ZORAK: これは若い王の墓にあった髪だ。これは俺に…パワーをくれる…
SPACE GHOST: そのパワーで何が出来るんだ?
ZORAK: ああ、ものごと…だ。
SPACE GHOST: どういう物事だ?
ZORAK: パワフルな物事だ!(悪役笑い)
GEORGE CLINTON: あいつの頭の上に面白い幻が出来てるね。上手い芸当だ。
SPACE GHOST: いいや。ゾラックが上手い芸当などするはずがない。私があいつをぶっ壊してやる。
GEORGE CLINTON: そうするんじゃないかと思ってたよ。
SPACE GHOST: (ゾラックを撃つ)
ZORAK:(髪の毛もろとも黒焦げになって咳をする)このかつら40ドルもしたんだぞ!


Hipster 1997/11/7 The Millionaire, Sam Butera Evan Dorkin, Sarah Dyer TV-PG
★★★★
今回の司会はスペースゴーストの双子の兄弟、チャド・ゴースタル。スペースゴーストの行方は謎。チャドは何か知っているらしいが…???バットマンティス再び登場!

Piledriver 1997/11/14 Rob Zombie, Raven Symone Mark Banker, Rich Dahm, Alan Laddie TV-PG
★★★★★

冒頭で、スクービードゥーの映像の、スペースゴーストたちが声を吹き替えたものが(謎)。
今回は スペースゴーストの祖父レオナルド・ゴースタル登場!(姿は、スペースゴーストと全く同じだが、顔に白い髭が付いている)元レスラーらしい。スペースゴーストは「おじいちゃんには逆らえない孫」という感じになっていていつもと違う一面がうかがえる。喋ってばっかりで戦わない事を叱って戦いに駆り出した孫に代わり、おじいちゃんゴーストが司会を!

LEONARD GHOSTAL:
レオナルド・ゴースタルのトワイライト・ゾーンへようこそ!イエイ!
ROB ZOMBIE: お前は死んでる、もう皆お前の事なんか必要ないんだぜ、お前の時代は終わりだ。
LEONARD GHOSTAL: いや、お前の時代が終わりだ!(彼の腕のパワーバンドを撃つが、へなへななビームしか出ない)糞ったれ!
ZORAK: 撃ててねえじゃん、じいちゃん!
LEONARD GHOSTAL: 黙っとれ、ブリップ(スペースゴーストのお供の猿の名前。日本版では「ピッキー」)!なに、20年前だったらな、お前の頭をハーフ・ネルソンで固めて捻り回して、回す度にアルファベットを一文字ずつ読み上げて、それでわしの最愛の人、それは可愛いエリザベスだろうが、その頭文字まで言った時、お前の頭を引っこ抜いて、ボーリングのボールさながらに転がしてやったところだ!
ZORAK: (目を丸くして) わかった。

番組の終わりの方では、ゾラックVSレオナルド・ゴースタルの激しいバトルも。 そのころ謎の宇宙船が「週刊 ぶちのめし」(?)を決行しにスタジオへと向かっていた…!


Suckup 1997/11/21 John Henson, Bob Goen Matt Harrigan, Alan Laddie TV-PG ★★★
今回のゲストへのインタビューを上手くやればスペースゴーストたちに肉汁ソースが振舞われる!という事で、スペースゴースト、ゾラック、モルターが揃ってゲストにおべっかを使う。だがその話を聞いたブラックが食堂に向かい、そして食堂は肉汁の大洪水に…!

Dam 1997/12/5 Charlton Heston Randolph Heard, Alan Laddie TV-PG
★★★★
自己啓発テープを聞いたスペースゴーストは、完璧なスーパーヒーローに相応しい振る舞いをしようとするが、この日のゾラックとモルターは機嫌が悪かった!

Boatshow 1997/12/12 Steve Allen, Andy Dick Andy Merrill TV-PG ★★★★★

ミュージカル風コースト・トゥ・コースト。スペースゴースト、ゾラック、ブラックが歌う。でもモルターが歌うと必ず他の人に怒られる。ローカーもちょこっと登場。(DVDではこのエピソードだけ5.1chサラウンド対応)


Telethon 1997/12/19 Bob Abdou, Pete Michael, Russ Powell Evan Dorkin, Sarah Dyer TV-PG
★★★★
スペース・ゴースト・コースト・トゥ・コーストは番組をやっていく資金がなくなったため、自分達のためのチャリティー特番をやる事に!電話での募金を募るが、なかなか電話はかかってこない。バードマンからのいたずら電話はかかる。電話番として破滅評議会(ブラックやローカーたち)も出演。

Dimethylpyrimidinol Bisulfite 1997/12/26 Pat Boone, Chuck D Ben Karlin, Rich Dahm, Alan Laddie TV-PG
★★★★★


(この長ったらしいサブタイトル「Dimethylpyrimidinol Bisulfite」は多分「亜硫酸水素ジメチルピリミジノール」という意味)

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SPACE GHOST: 今回のゲストは歌う男、パット・ブーンとチャックDだ。
ZORAK: スペースゴースト…
SPACE GHOST: うん?
ZORAK: 次の症状にお困りじゃないかい:
炎症
すり傷
不快な発赤
SPACE GHOST: (沈黙) 何だって?

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軟膏の宣伝マンとして工場と契約を結んだゾラック。しつこく軟膏を宣伝しようとする。

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SPACE GHOST: あーあーあーあー、有名人の販促活動ね。私の初めてのやつを思い出すよ。前約付きなんだよな。
(白黒の「宇宙怪人ゴースト」の映像に画面が切り替わり、音声が古めかしい感じになる)

SPACE GHOST: (溶岩のエイリアンを撃つ)これでも喰らえ、熱き化け物め!(60年代風コマーシャル音楽がバックで流れる)ああ!厄介な敵の群れを片付けた後は、おいしい「シュガーマンの肉缶詰」で英気を養うのが好きだね。「シュガーマンの肉缶詰」は2%の純肉と、肉副産物で出来てるんだ。その通り、スーパーヒーローサイズの分量の硝酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、塩酸ピリドキシン、ビオチン、ヨウ化コバルト、チアミン硝酸塩、亜硫酸水素ゼナドール、亜セレン酸ナトリウム、DLαトコペラルアセテート、グルカロナラクトーン、ラナセトール、パントテン酸、それにマルトデキストリンを伴う2%の純肉だ。おばあちゃんの味、シュガーマン社製品をどうぞ。

(歯を輝かせながら笑顔を作る) (音楽が終わる)

SPACE GHOST: (サンドウィッチを食べながら)んー、んー、んー…
ZORAK: その会社潰れたんじゃなかったっけ?
SPACE GHOST: (口にものが一杯のまま喋る)ああ、だが私はこれを押入れが一杯になるほど持ってるんだ。これが私への支払いだった。んー、あー、間抜けめ。

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ZORAK: (チャックDに)ラップについての質問がある。
SPACE GHOST: (ゾラックを睨む)
ZORAK: ラッパーは軟膏を使うのか?
SPACE GHOST: わかった、ゾラック。もううんざりだ。お前の素晴らしい軟膏について話して、それでその話を頭から追い払え、それで黙るんだ!
ZORAK: これは、うーん、ああ、これは、これはー、これはいい、うーんと、これは、これは、これはー、いい軟膏だ。
SPACE GHOST: それだけか?それで終わりか?

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番組の最後の方で、C2Cオリジナルキャラクター、スペースゴブリンが登場し、 こどもの交通安全や健康的なダイエットなど、教育によいラップを聞かせてくれる。だが登場後あっという間にゾラックにレーザー銃で撃ち殺される。


Joshua 1998/1/1 Tony Bennett, Tom Arnold, Afro-Plane, Kathy Kinney, Ginny, the Dog Who Saves Cats, Paul Gilmartin, Annabelle Gurwitch, John Flansburgh(of They Might Be Giants), William, the King of Imagination, Ryah Rosenberg, Sean Medlock Chip Duffey, Andy Merrill, Pete Smith, Dave Willis TV-PG
★★★★

このエピソードは、SGC2Cの製作過程を紹介するビデオという設定。でたらめ。

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アナウンサー: コメディー執筆チームが書いたジョークは一つ一つ、無作為に選び出された視聴者のフォーカス・グループを使って、GPI調査研究所で工場試験を受けるんだ。
ZORAK: それは俺の手じゃない、俺の鎌だ。
(視聴者グループは無反応)
アナウンサー: あー、このセリフはちょっと手直ししないといけないね。
(「鎌」の文字が黒板から消される。アンディ・メリルがひらめく)
ZORAK: それは俺の手じゃない、俺のケツだ。
(視聴者グループのうち、一人だけ笑う)
アナウンサー: 勝負あったようだね!

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ゾラックのゾラックによるアフレコシーンも。また、「登場予定のゲスト」として数人のゲストが数秒間画面に映るが、どのゲストも今後のエピソードに登場する事はない。製作過程紹介ビデオが終わると、最後に少しだけSGC2C本編をやる。ゲストはスペースゴースト俳句コンテストの優勝者2名。



※「TV Ratings」は放送時によって変わってる可能性あり
Last Update : 2013-07-16
 
ギャー!エイリアンの右足が生えてきた! 
 
 
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