自分の死が近いことを知ったゴースト。それをゾラックとモルターに伝えるが、やっぱり2人はまったく悲しそうじゃない。ゴースト一人で間近に迫った自分の死を悲しむが、敵たちも、あとゲストもあまりゴーストが死ぬことを本気にしていない。

元祖「宇宙怪人ゴースト」時代のお供のケイト(Jan)、アラン(Jace)、ビッキー(Blip)から、昔受けた待遇の悪さと宇宙環境のせいで成長が止まった事を訴えられるスペースゴースト。お供側の弁護士は昔ゴーストの脳味噌を盗もうとした敵のDr.ナイトメア。スペースゴーストもGreta Van Susterenを弁護士として訴訟に勝とうとする。

※このエピソードでは、スペースゴーストのフルネームが「タッド・ユースタス・ゴースタル」である事が判明する。

スペースゴーストがディレクターをモルターから犬に交換してしまった！当然犬はディレクターとしての仕事を果たさないのでゲストが出てこなかったり、変なタイミングでエンディングクレジットが流れ出したりする。トークの内容も、いつもよりゴーストの強引さが増していてメチャクチャ。一方、トレードされたモルターはなぜか日本（もどき）の野球場にいた！
この話には猫が出てくるが、DVDにはこのときに出てきた猫たちが動き回る映像がおまけとして収録されている。

緑のシャツとズボンに黒のマスク、黄色のマントを身に着けたインターン、ジョーイが登場し、スタジオ内のあっちこっちで仕事の邪魔をする。ブラックにブラックがカートゥーン･プラネットで歌っていた曲「I Love Beans」についての話を聞いたりもする。今回のインタビューでは、ゾラックとモルターがスペースゴーストに奴隷のようにただ働きをさせられている事が明らかになる。スペースゴーストがゾラックを殴る。

MICHAEL MOORE: そこの、あー、モルター、おい、調子どうだい、モルター？
MOLTAR: 俺は食い物にされてるんだ。
SG: 彼の調子も上々だ。ほら、もっとテキサスについて話してくれ。
MOLTAR: スペースゴーストはモンスターだ。本当にこの鼠の穴野郎の正体を暴いたほうがいい。
SG: モルター！
MOLTAR: 助けてくれ！
SG: モルター。マイケルはお前の馬鹿馬鹿しい個人的な問題なんか聞きたくないんだ。

Vol.1の「Story Book」に登場した絵本の読み手でSGC2Cの脚本家の一人「Kirk the Storyteller(James Kirkconnell)」の夢とう設定。ある晩カークの夢の中でスペースゴーストが魚モンスターFuture Manと戦う。そのときスペースゴーストはFuture Manの放った呪いのガスのせいで、人の形の生き物の肉を食べなければ耐えられない体質になってしまった！ゴーストはゲスト食べ、そしてゾラック、モルターまでもを食べつくしてしまう。シャーリー・マンソンだけ肉厚が不十分だという事で生き残る。

スペースゴーストが第2のスーパーマンになり損ねている理由が、上手くいっているスーパーヒーローたちは皆アメリカに住んでいるからだと言って、ゴースト星をアメリカに向かわせる。そしてスペースゴーストは愛国ヒーロー、ユナイテッド・ステーツ・ゴーストになる。

SG: 起立して一緒に「忠誠の誓い」を唱えてくれ。（立つ）
MOLTAR: 俺はアメリカ人になりたくねえ！あいつらは俺の…（深刻そうな声で言う）俺の金属の肌を差別するだろ。
SG: （笑う）当然だ、赤い浮浪者め。
ZORAK: （笑う）
SG: いや、見てみろ！お前は喋る生ごみ入れだ！見てみろ！（笑う）私だったら、公衆の面前に現れないぞ。
ZORAK: （笑う）
SG: さあ、親愛なるラリーに敬意を表してヘルメットを脱げ。

モルターがヘルメットを外して「忠誠の誓い」を唱えるが、ヘルメットの中身は光り輝きすぎて見えない。

今回のエピソードは冒頭の「待機中」の画面がやけに長い。本編では、モルターがゴースト星を破壊するついでに「完全荒廃セール」を開く。ローカーとブラックが買いに来る。

SG: （透明化解除して調整室に現れる）モルター、お前この星を破壊…うおー！また完全荒廃セールを開くのか？（看板を見る）
（看板の内容：

完全
荒廃
セール！！

さらに男性用上着30%オフ！）

MOLTAR: そうさ！皆行かなきゃだめだぞ。
SG: 私は金を持ってないんだ！（モルターの顔にパンチする）
（モルターとスペースゴーストが殴り合う）

（スタジオでは、デニスが既にモニターに映っている）
ZORAK: わー！デニス・リアリーだ！俺お前の映画全部見たよ！
DENIS LEARY: ありがとう、ありがとう。
ZORAK: あんまりいい出来だったとは思わなかったぜ。（沈黙）お前はどう思う？