ゾラックが歯を生やすがスペースゴーストに殴られて抜けてしまう。今回のゲストはアイドルグループのハンソンで、スペースゴーストは彼らの長髪を梳かしたがる。スペースゴーストはハンソンをキャンプに連れて行くが、帰りにファントム・クルーザー（スペースゴーストの宇宙船）で歯の妖精を轢いてしまう。事故を目撃したハンソンを撃って宇宙の彼方に吹き飛ばすスペースゴースト（極悪）。スタジオに帰るとサンタが現れる。だがそのサンタは意地悪な「ビザロ・サンタ」だった！歯の妖精も現れる。さっき轢いた妖精はロボットだったのだ。そしてビザロ・サンタ、歯の妖精、ゾラックの3人は、袋に詰まった大量の歯の取り合いを始める。

サンタ: スペースゴースト！お前は歯の妖精を殺したな。
SG: んあーあ！
サンタ: わしはお前らがいい子でいたか悪い子でいたか知ってる、そしてお前はとてもいい子でいた！わしは自分で彼女を何年もの間殺そうとしてきたんだ！ホーホーホーホーホーホー！！
MOLTAR: でも何でだ、サンタ？何でだ？
サンタ: わしが歯の妖精になるためさ、モルター。そうすればサンタは小さな子達の歯を全部使ってサンタ自身が楽しむために奇妙でおかしなおもちゃを作れるからな。ホーホーホーホーホー！！！

（昔のオフィシャルサイトでは「殺す」という単語が伏字になってその隣の括弧に「永久に取り除くという意味の単語」などと解説が追加されていた。）

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サンタ: ホーホーホー！歯をよこせ！
歯の妖精: でも私が代金を支払ったのよ！

ジェリー・スプリンガーをゲストに迎えたエピソード「Brilliant Number Three」が終わり、先週のエピソードを振り返るスペースゴーストたち。スペースゴーストは先週はサラ・ジェシカ・パーカーとセックスをしていたと言う。だが実際はゴーストはサラの映ったモニターの隣にいつも通り服すら脱がずに座っていただけだった。そしてスペースゴーストはセックスの途中で降ってきた天井のタイルと戦ったと言う。

（スペースゴーストの回想シーンではやけに従順なモルターやゾラックが可笑しい。）

だがゾラックは、それは嘘で先週はスペースゴーストはサラに自分がどれだけジャンプできるか見せびらかして跳び回っている間、ゾラックをロックバンドのボストンが宇宙船で迎えに来て宇宙にロックを振りまいて回ったと言い張る。 そしてモルターは、先週はスペースゴーストはおもちゃの猿と話していて、その時モルターの元に喋る車やナイフを持ったピエロがやってきたと言い張る。

（昔のオフィシャルサイトでは「セックス」「セクシー」「damned」という単語が伏字になってその隣の括弧に解説が追加されていた。「セックス」の隣の括弧内にはスタッフからの毎回違うお詫びの言葉などが書かれていた。）

最初にゴーストは自分の頭にスピーカーを取り付けて自分の考えが聞こえるようにしようとするが失敗する。インタビューではコナンにスペースゴーストが「ゴースト」になった死因を指摘される。あと、60年代の宇宙怪人ゴーストについての話をする。昔の話をしているうち、ゴーストはエキサイトしすぎて発火する。今回のエピソードは22分10秒。インタビューが始まって10分位経過した時に蟻がスタジオに入ってきて、残りの約10分はスペースゴーストがひたすら鼻歌を歌いながら地味に蟻を追い続ける。

番組が始まると、スタジオに鮫が転がっている。SGによると、1年前からそこにあったらしい。ゾラックもモルターもその時の事を覚えていない。鮫がそこに置かれた理由は、どうやら酒屋が関係しているらしい。しばらくするとスタジオに熊も現れる。SGが以前作ったドキュメンタリー映像によると、熊と鮫は親友でいつも一緒にいるらしい。SGが熊から逃げ回っていると、鮫は突如爆発してしまう。SGのドキュメンタリーによると、鮫は異性を引き付けるために爆発するらしい。また、爆発の結果巨大な殺人蜂をおびき寄せてしまう事もあるらしい。そのドキュメンタリーの通り、スタジオに巨大な蜂の大群が現れてしまう。

DVDにはおまけとしてSG役の声優ジョージ・ローと、ゾラックとモルター役の声優C.マーティン・クローカーの録音風景が収録されている。SG、ゾラック、モルターの3人の声は別々に録音されているようである。脚本家の要求で口調をいろいろ変えさせられながら録音されている。

ゴーストはゾラックの言動に怒ってスタジオを出て行くことにする。そこで今回の番組はデーブ･トーマス・ショーになる。でもスペースゴーストはすぐに戻ってきてしまう。新しい友達に会うといってまた出て行くSG。そして「正義のホール」の外にある「正義の穴」に行き、そこにいる昔のアニメの登場人物スネークフィッシュたちと友達になろうとするが嫌われる。スタジオに戻ったゴーストは、デーブ・トーマスに人間関係についてのアドバイスを受ける。

SG: えー、ありがとうデーブ。そんな風に考えた事はなかったよ。何も考えた事がないよ、あれ以外の事はね…（「私は何も考えた事がない。」と考える）
DAVE THOMAS: ゾラック、モルター、（彼らの方に頷く）こいつの面倒を見てやってくれ。こいつは寂しいんだ。
SG: ゾラック、モルター、クルーザーに飛び乗れ。地球を巻くぞ。（トイレットペーパーで）
Moltar: とんでもないな。
Zorak: ああ、デーブと俺は飲みに行くんだ。
DAVE THOMAS:: ええ、そうだっけ？
Moltar: おー、俺もだ、俺も行くんだよな？
Zorak: ああ、覚えてないのか？皆で行くって話した事を？あー、モルターも多分連れてくって？
DAVE THOMAS:: （頷く）そうだね。
Zorak: そうだ。
SG: （カードで机を叩く）あー、私も行っていいか？
Zorak: いや、あー、俺たち皆病気なんだ。（わざと咳をする）じゃあな！（ステージから駆け出す）
（モニターが素早く上に上って行っていなくなり、スタジオの電気が消える。スペースゴーストはただ一人取り残される。）

今回のエピソードはいつも通りスタジオの中で始まるが、スペースゴーストとモルターによると、潜水艦の中で行われているという設定になっている。ゾラック殺害事件がおこり、容疑者としてバスタ・ライムスが連れて来られる。凶器はレンチ。話の途中でゾラックは何度も生き返るが、その度にスペースゴーストにレンチで撲殺される。その他、SGはガス漏れを起こさせてスタジオ中にガスを充満させて変な声になったり、材木で謎のオブジェを作ったり、さりげなく分身したりするなど、次々とおかしな行動をとる。
DVDのおまけとして、バスタの編集前のインタビュー映像も収録されている。

スペースゴーストがスタジオに来る前に、謎の邪悪な単語「エクスプロシヴォ」の歌を歌うテネイシャス D。するとゾラックは炎に包まれる巨大なヤギの頭を吊るして「エクスプロシヴォ」を別の曲にして演奏し直す。モルターも邪悪な話をしようとするが皆しらける。スペースゴーストがやってくると、スペースゴーストが「バットマン・ファンタジー・キャンプ」に行った時のバット日記をゾラックが読み上げたり、ブラックについての話をしたりする。

SG: 皆あいつを外側だけで可愛いと思ってる。だが内側は、ハッ、あいつの内臓はブイだ、ジンの海の上を跳ね回ってるんだ。
JACK BLACK: それ本当？
SG: ああそうだ。
（スペースゴーストがブラックの家のテレビに映っている場面に切り替わる）
SG: 子供たちよ、どう思う？
BRAK: 何だって？

自分と、バットマンとの違いやブラックとの違いを語るスペースゴースト。その後SGはテネイシャス Dに自転車の歌と、ジム・クローチの曲で、 彼らの曲の中で一番有名で一番新しいアルバムの中の曲を歌わせる。2曲目はテネイシャス Dが歌いだすとデーブ・ウィリス（SGC2Cの脚本家）の下手な歌に切り替えられる。最後にサタン（骨で出来た王冠をかぶったクマゴロー(Yogi Bear)）がスペースゴーストに会いに来て、ゾラック主演のコメディ番組に出演させる。